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編集者が編集するのは本だけじゃない! ○○もだ!

ウェブも電子書籍もDVDもCDも編集しちゃうよでもいちばん仕事多いのはけっきょく紙

誰がゲスパー星人やねん■某版元公式ツイッター閉鎖の知らせに接してお漏らし

あのですね。 去る1月27日 このたび、公式ツイッター(筑摩書房 @chikumashobo/ちくま文庫 @chikumabunko1/ちくま新書 @ChikumaShinsho/ちくまプリマー新書 @chikumaprimer)を閉鎖しました。弊社および弊社出版物に関する情報については、引き続きこちら…

(誤)キュアロンはワシが育てた(正)14年前、5行のプロフィール書くのに苦労した思い出

ぼーっとゴールデングローブの実況TLを見ていたらAlfonso Cuaron is the one guy in Hollywood who didn't actually mean herpes. #GoldenGlobes— NewYorkObserver (@NewYorkObserver) 2014, 1月 13 Affleck presents Directing Globe to the brilliant Alfo…

俺的「どーなる出版界・2014」

出版の明日は! みたいな話が好きな人、って一定数いるものですが かくいう私も大好きで大好きでもー。 今年は書店の店頭で「本屋さんの本」が目立った一年でした。いま私の手元にあるだけでも、以下の本をあげることができます「本屋さん」の逆襲?――2013年…

「ジャパゾン」から「成分無調整てんちょーにまた会いたいね」までの距離

ジャパゾンってネーミング、 個人的には嫌いじゃないんですけどね。「ジャパゾン」叩きブームっぽいけどあれ、朝日の記事が付けただけのことであって自称じゃないってことがそろそろ見失われてますよね。んでジャパゾンに対して私が思うのは発音する際は是非…

ぶ、BOOKOFFヲチブログじゃないんだからねッ!

先日ちなみにトーハン年間ベスト上位15冊の平均単価は1,315円で、さらにちなみに「ブックオフオンラインでの売上データを元に独自集計」した15タイトル(除く中古在庫ナシな「もしドラ」とコンマリ先生)の平均単価は……ドラムロール……320円。ただのユーザーで…

「本を買うひとより借りてすませる人のほうが増えた昨今」という物言いの正確性を検証したい

図書館の電子書籍貸し出し 読める本は少ないが……出版社、協力の動きも というITmediaの記事を読んでいて 本題とは関係のない (日本図書館)協会のガイドライン策定に携わる湯浅俊彦・立命館大教授は「出版業界が以前、ベストセラー本を複数購入する公共図書館…

某市立図書館某社運営スタンスが浮き彫りにしちゃいそうな「本って買って読むものなの?」という問いについて

私には、BOOKOFF並みに ウォッチするだけでも本を読んでるのと同じぐらい面白い 某市立図書館×某社コラボ案件 武雄市図書館に行ってきた。複本は二冊まで? - 29Lib 分館 なので、上記ブログエントリを拝見して コーフンしちゃった(うふ)のも 当然ではありま…

BOOKOFF「2014年3月期 第2四半期決算説明会資料」 がアツい件

ぶくおふ第2四半期決算説明会資料に"創業より「定価の半額...105円」の大きく2つの価格帯で販売。点数ベースでは大半が「105円」で回転しているが、2つの価格帯の中間に適正価格が存在すると仮定"云々載ってて、商品の適正価格を調べる姿勢って業界初よ? と…

発売日変更にともなって(?)何かが露わになっちゃってイヤン(画像あり)

今朝、こんなツイートしたんですけど 版元公式ページで(発売日:2013/07/26)とあるタイトルが某新古書店オンラインストアで「定価より510円お得」「在庫がありません」と表示されている。後者の発売日表記が(事前に予告されていたのであろう)7/1なので、想定…

This Is What We Find■クラウドファンディングのデファクトスタンダードがああなってるワケ

クラウドファンディングということばにまつわる浮ついた感も 最近は沈静化しましたね。というなか クラウドにファンディングを求めつつ いわゆる既存のクラウドファンディングに乗っていない、 という意味で興味深い話が目についたのですが。 私の父が経営す…

「出版デジタル機構がモンスターになる日」が来るとしても

出版デジタル機構がモンスターになる日話題の前提にはいろいろな要素が絡まっていますが たとえば ・西田宗千佳のRandom Analysis「出版デジタル機構」は日本の電子書籍を救うのか<下> 「水平分業」「ビジネス永続」の理想と現実 ・三美印刷メールニュース…

CAMPFIREでSUCCESSする方程式はどこにあるのか

それぞれに知名度とファンを持つひとたちが それぞれにすばらしい内容を打ち出して クラウドファンディング企画をやるじゃないですか。ところが、そのリアクションに けっこうな温度差があったりするじゃないですか。それは何でなんだぜ。と前々から気になっ…

まとめマイスターへの道は遠い

自分は雑誌クラスタではないので 定期的に雑誌を読む習慣が無くなって久しいし 作ってたのなんかもっと大昔のことだし それもほんの一瞬だったし 雑誌というフォーマットはどこへ行くんだろう。 - Togetterこのまとめは 純粋非公開の自分用メモとして ツイー…

ぼくは雑誌が売れないことより新刊が売れないことに興味があったので。

元記事のタイトルが 「武田ランダムハウスジャパンの破たんは、出版界崩壊の序章か」 っていうものだったんですが 扇情的なのはいいんだけど (うん、いいコトバだ「扇情的」) 俺の大嫌いな漢字かな混交が許せなくて スルーしていたん。です。が。出版社、書…

トーハン「2012年 年間ベストセラー」文庫ランクの集計が恣意的で弱った件

年末恒例風物詩であるところの ■トーハン「2012年 年間ベストセラー」(集計期間=2011年12月~2012年11月) が発表されまして 総合1位は「聞く力」(阿川佐和子著)、 文庫総合1位は「ビブリア古書堂の事件手帖」(三上延著)の3点。 ってシレッと書かれていたので 危うく…

US老舗電子書籍サイトの閉店がらがら報に思う

B&N shuts down the pioneering Fictionwise digital bookstoresという記事を見かけたので メモ代わりのエントリです。・老舗電子書籍サイト、Fictionwiseが 2012年12月4日にサービス終了 ・バーンズ&ノーブルに買収された時点で なんとなくこうなるってみ…

図書館戦争って図書館で本を借りるなんて許せん派と複本の自由を我々は守り抜く派が戦争するっていう話ですよね? 真ん中で児玉清がジャッジするんですよね?(=図書館ネタを考えてたら混線した

図書館で本を借りること。 っていう命題は 時間を消費させるという意味で とくに出版界に生存する人間には 考え甲斐があるものですがちょうど 実写キャスティングが発表になったとかで 「図書館戦争」の字面を目にしたり 愛読している WEB本の雑誌 帰ってき…

本屋大賞連ドラ化決定(全12話)!■の文字で妄想する物語(第9話~第12話)

連ドラ本屋大賞■第9話「そしてみんなタイヘンだった」

本屋大賞連ドラ化決定(全12話)!■の文字で妄想する物語(第5話~第8話)

連ドラ本屋大賞■第5話「名古屋最強伝説」

本屋大賞連ドラ化決定(全12話)!■の文字で妄想する物語(第1話~第4話)

本屋大賞が ついに10回という節目を迎えるのを 記念いたしましてWEB本の雑誌の 名物連載「帰ってきた炎の営業日誌」を 並べて遊んでみたん。ここ数年 ・受賞作品は必ず売れる ・映像化もされて話題になる 云々 まさかの“権威”っぽい感じになって 初期からの…

KDP祭りが楽しそうじゃまいか

Kindle Direct Publishingで 画期的だったことって ふたつあると思っていてこれまで作品の売上っていうのは 出版社のみが把握できる情報 とされていたのがついでにKDPの売上管理画面(DL数あるのに売上0なのはふははこれが無料キャンペーンってことだ←涙目←…

出版における“敵”という概念について

キンドル日本上陸祭りで なんだか気ぜわしいですが そんななか、fladdictさん(敬称略さず)←なぜだw が自称釣エントリ 「どんなに頑張っても、出版社は電子書籍の価格を防衛できない」 を上げておられて 面白く拝読しましたんで、感想の走り書き。・本論=エ…

十年一日あらめでたやな

同じようなニュースが ほとんど十年の時をはさんできれいに並んでいることに気付いたので これはちょっとメモっておきたい。2012.10.17 日本出版者協議会(出版協)→アマゾンジャパン ・Amazon.Studentプログラムの 10%ポイント還元特典の速やかな中止と …

電子書籍戦線に動きあり

今朝、Kindle Direct Publishing(以下KDP)で コンテンツをパブリッシュしている 私のアカウントに対して アマゾンUSからメールが届きまして。っていうような話が あまり巷に出回っていない気がするのは なんですか、この件confidentialなんですかね? でもメ…

緊急電子化すべきコンテンツってこういうもんじゃなかろうか

今朝知ったんですが 廃校から昭和の児童書 500冊発見 http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000001210100002 40年以上前に廃校になった旧美方町立小南小学校熱田分校(香美町小代区)の校舎跡から、昭和30年代の学習雑誌や絵本などが大量に見つか…

イッテQマッターホルン企画にぼくが感心したのは番組本の宣伝が満点だったから。という話

てれび? 見ないですねーおもしろくないしねー。 とかナントカ、つい言っちゃうのが もはや大勢を占める世の中なのでしょうけど ほら、子どもが見るじゃないですか? 付いてたら見ちゃうじゃないですか? たとえば日曜の夜8時とか?ビフォー&アフターは賞味…

本の適正価格を考える(そしてふつうの結論へ華麗に着地する)

話題になっているトゥギャッターの ただ、「読みました」と言いましょう(笑) コメント欄に わたしは、借りて読んでくれたかたに、いくらなら適正だと思うかこっそり聞きたいくらいです。価格のつけかたは書く・売る側の事情です。買ったひとにとってはその価…

印税ということばに含まれる「税金感」に端を発した著者還元策小考

歌人の枡野浩一がツイッターで (もう色んなことをあきらめてしまっている私ですが)(新刊書店より豊富なブックオフの品揃えをまのあたりにすると)(著者名のデータ管理をすれば著者に二次使用印税的なものを払うことは可能なのにと思ったりはします)(無…

著書が市中在庫アリでアマゾン品切れ(TωT)とお嘆きの貴方に

何度か断片的に発言してきたことではあるのですが 俺がアマゾンならプリント・オン・デマンド使っていただければ品切れ概念なくなるんですよ読者から版元にもそう言ってね、って大声で言うんだけど。って定期ポストにも飽きてきたww<Amazon売り切れ、“難民”…

紀伊國屋書店新宿本店の「ほんのまくら〜書き出しで選ぶ100冊〜」フェアに感激した僕は

別名「本の闇鍋状態」という、フェアの概要をまとめると ・紀伊國屋書店新宿本店で ・期間限定で開催中 ・文庫100点を店舗が選出 ・もとの装丁は隠して中も見えないようシュリンク ・代わりに本文冒頭部をデザイン ・それだけを判断材料に、さあお客さんどう…

出版社としての「ほぼ日刊イトイ新聞」

テレビを観るような、ともだちと雑談するような、「読む時間そのもの」をサービスしたいと思いました。変化しつながり動くメディアを目指して、11月から、朝日出版社と出版の冒険をやっていきます。 と、サイトにいまも残る“宣言”を 「ほぼ日刊イトイ新聞」(…

500号よりスゴイこと

RO創刊500号だそうで。おめでたいことです。なにしろ14歳から10年弱、 毎号本誌を買うだけでなく 「RO Japan」「CUT」「H」「SIGHT」 すべて創刊号持ってます! というぐらいなので (桜丘にオフィスが移ったときの 渋松対談とか懐かしいすな) (仕事でその…

「収縮する旧来型出版ビジネスを乗り越えるために」

ひとさまのエントリー http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=173280&log=20091027 経由で覗いてみたらけっこう面白かったよ。 A coming new obsession: how to handle a smaller print-book business 旧来型出版から電子出版への変化はもはや確定事項だ…

夜明けはそう遠くない。と思いたい

本と出版の未来を考えるためのメディア、 を標榜する「マガジン航」が10/20に一般公開されてからというもの 興味深い分野だけに、熱心に読んでいるのですが たとえばこんなエントリー。 あなたが何を書こうと、ワンクリックするだけで、ウェブには常に、もっ…

うほっ。「来年こそ電子出版市場立ち上がりの年になるのかもしれない」

つい揶揄するようなタイトルをつけてしまいました、失礼。時事ドットコム:湯川鶴章のデジタルてんこもり 09.10.13 http://www.jiji.com/jc/v?p=it-bowlful_2601&fromOssm「アマゾンkindleは、電子出版時代を引き連れてくるのか」 というタイトルで語ってい…

こるしかon wire

ネットの雑誌有料閲覧、サービス中止を要請 日本雑誌協会は8日、インターネット上で雑誌を有料で閲覧できる会員制サービス「コルシカ」を7日にスタートさせたエニグモ(東京都渋谷区=須田将啓、田中禎人共同社長)に対し、著作権侵害にあたるとして、サー…

文庫背表紙2題プラス1

1冊の本の装丁を“外周”限定で考えると 構成要素は「表1」「表4」「背表紙」になりまして・表1は自由です自由。デザイナーの腕のふるいどころ ・表4は文庫全巻で統一ですから考えなくていいです ・背の色は複数刊行が実現した時点で作者単位で決めますねとい…

愛馬に冠馬名をつけたい心理と共通するのかもしれん

流対協(出版流通対策協議会)の 「Googleが商用目的で、著者や出版社に無断で書籍をスキャンする行為は日米の著作権法に違反している」 という発言に抱いた違和感と同じものが 自著を無断公開された著作権者2人がグーグルを刑事告訴 http://internet.watch.im…

ある「本のオビ評論家」の日記から

ああ、ええ話や。と思ったので引用。悪徳書店員日誌II「売れるオビ」 http://akuto9book.exblog.jp/12176190/第55回江戸川乱歩賞受賞作『プリズン・トリック』遠藤武文(講談社)がよく売れている。もともと乱歩賞は他の新人賞より売れる賞ではあるけれど、…

電子書籍・天下一武道会

日本ペンクラブの異議申し立ても、結局は 「自分の著作なのに電子書籍化の主導権が自分ではなく Googleにあるのは解せない」 ということかと思うわけですが 見出し的には 「Googleブック検索和解に反対する団体結成 MS、Yahoo!、Amazonも参加」 となっている…

本は「みんなのもの」でいいけれど

永江朗氏のweb連載に 「本は誰のものか」と題された回があり http://www.sogotosho.daimokuroku.com/?index=hon&date=20090824 果たして知識や知恵の結晶といえる本とはいったい誰のものなのでしょうか。 情報化社会における本とコンピュータをめぐる議論の…

よ〜く考えよー。ラベルは大事だよー

愛読する「WEB本の雑誌」連載 「帰ってきた炎の営業日誌」8月13日付エントリーから。 http://www.webdoku.jp/column/sugie/2009/08/14/184944.html北与野の書楽を訪問したら担当のSさんから「エッセイの棚をどうしようかと思っているんですよ」と相談された…

同じ提案も発言者が違うと受け止められ方も違うという話

国会図書館、書籍をネット配信へ--利用料は1冊数百円程度に http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20398695,00.htm@「この先にある本のかたち−我々が描く本の未来のビジョンとスキーム」というイベント。出席は 国立国会図書館長(長尾真) 慶…

夏休みの宿題作文「インターネットvs既存メディア。未来はどーなる、いやいやそれより父ちゃんの仕事はどーなる」(仮)を書くために新書3冊並べ読み

先日、とある人と話していて 出版・テレビ・ウェブ をあらためて考える必要に迫られたこともあり 立て続けに 該当ジャンルについて書かれた新書を読みました。1) 「僕が2ちゃんねるを捨てた理由」ひろゆき(扶桑社新書) 2) 「2011年新聞・テレビ消滅」佐々木…

Googleブック検索の是非をいまさら問われても

グーグル「ブック検索」拒否が"書籍を殺す"とわからない人々 http://www.cyzo.com/2009/07/post_2386.htmlCNETやら新書やらを通じて 佐々木氏をプロのITライターと認識していたので おお。いまさら炎上覚悟? な蛮勇(と呼んでいいと思うの)にまずもって感心…

北村薫の受賞を喜ぶことができる10の理由

1. 直木賞がダメな理由のひとつが減ったから 2. これで宮部みゆきも気兼ねなく選考委員が続けられるから 3. 書店の文庫担当者が心から喜んで 「受賞おめでとうフェア」を展開する様子を見ることができるから 4. おまえに。おまえにそんなことをなあ(以下略) …

敵と私の間の溝、味方と私の間の溝

一連のニュースを初報の5月13日から見てきていましたが そろそろひと段落ついたかな。[産経]09年5月14日 大手出版連合、ブックオフ株取得の狙いは? http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090514/biz0905140907006-n1.htm [朝日]09年5月30日 出版業界…