市議会でアツく語られる物故作家■木山捷平
木山捷平短編小説賞(第9回)が決まった、というニュースが届いたので
(=Googleアラートで「木山捷平」登録してる奴)
賞主催者、笠岡市ホームページを見にいったんですが
笠岡市の木山捷平文学選奨事業(詩、短歌、俳句、川柳)「小・中学生」の部っていつできたん。と調べてたら、H21年度か。事後評価シートなるものが市ホームページで公開されているんですが「高校生からの応募が1名あった」(H23年度)とか、しみじみキャーン・チエホフスキーっぽい。善哉
— unpocketable (@unpocketable) 2014, 1月 26
木山捷平文学賞が木山捷平文学選奨条例の制定を経て、今日の木山捷平短編小説賞に至るまでの経緯はなんとなく理解していたつもりでしたが、市議会の議事録を眺めてたら、文学賞制定時に遺族ともめたとか森田思軒のことも忘れないで。ってセットで語られてることとか、興味深い/知らない話がいっぱい
— unpocketable (@unpocketable) 2014, 1月 26
いかん木山捷平文学賞に関する笠岡市議会会議録がおもしろすぐる「受賞者に笠岡を題材にした文学作品,またはせめて笠岡の感想コメントでもという御質問でございますが,受賞者は一流の作家ばかりで,なかなか難しい面もあるのではなかろうかと思っておりますが,トライしてみたいと考えております」
— unpocketable (@unpocketable) 2014, 1月 26
「一遍ある事情で、私が木山捷平の生涯というて、栗谷川虹さんが実は本を出しております。これは非常に人気のいい本でございます、あれ実は私が橋渡ししましたときに、木山みさをさんから大目玉食らったんです」(笠岡市平成8年第1回3月定例会)
— unpocketable (@unpocketable) 2014, 1月 26
たっぷり2時間強、熱中してしまいました笠岡市議会会議録。
以下、全国100人のファン(同志よ!)にお贈りする
笠岡市議会という公的な場所で
とくにファンというわけではない(と思われる)ひとたちに
町おこし素材のひとつとして語られる、
ぼくたちの好きなマイナー・ポエト、
木山捷平ものがたり。
……言っとくけど、長いです。
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