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編集者が編集するのは本だけじゃない! ○○もだ!

ウェブも電子書籍もDVDもCDも編集しちゃうよでもいちばん仕事多いのはけっきょく紙

うほっ。「来年こそ電子出版市場立ち上がりの年になるのかもしれない」


つい揶揄するようなタイトルをつけてしまいました、失礼。

時事ドットコム湯川鶴章のデジタルてんこもり
09.10.13
http://www.jiji.com/jc/v?p=it-bowlful_2601&fromOssm

「アマゾンkindleは、電子出版時代を引き連れてくるのか」
というタイトルで語っている当該コラムを要約すると

kindleが発売開始されたものの、まだ日本での販売体制は不十分っぽい
・コラム執筆者が想像するに、これはamazonの対apple戦略で
iPhone並みな電子書籍デバイスをappleが出す前に
・一刻も早く日本市場に食い込みたいamazon側の意志の現れではないか

ということで、今回のkindleの国際展開で日本の出版業界に激震が走る、ということもないだろう。ただそうは言っても、もし実際にアップルタブレットが発売され、日本でも普及すればどうなるだろうか。kindleやアップルタブレットで電子書籍を読みたいというニーズが消費者の間で高まる可能性がある。これを受けて著者や出版社の間で、電子書籍として本を出版しようという動きが加速するのではないだろうか。もしアップルタブレットがiPhone並みのヒット商品になれば、少なくともわたしは次の本を電子書籍として発売したいと思う。
またアマゾンとアップルも競って電子書籍の日本語コンテンツを取り込もうとするだろう。競争が時代の変化を加速させるだろう。
来年こそ電子出版市場立ち上がりの年になるのかもしれない。

こんな感じ。
当事者だった(あ、過去形でもないのか)立場を含めての感想を申し上げれば

・何回目だ「電子出版元年」w
iモードビジネスの牙城をiPhoneが崩すところまでは行ってないにせよ
(なんでも日本国内iPhone普及率は首都圏のみが突出しているそうですね)
デジタルコンテンツビューワとしてappleのUIが優れているのは事実
kindle単体には興味がいまいち持てないけど、appleが対抗馬を出してくれば
たぶん私もそのハードウェア買っちゃうとは思う
・アナログ書籍の編集スキルと“その電子書籍版”のそれとは意外に違うよ、
というところに他人が気づくまでにせいぜい知見を貯めておきたい

あとは……極めてビジネス寄りな発想ながら
amazonなりappleなりが、販売プラットフォームとしての地位を確立する際に
エンドユーザー向けのコンテンツ販売価格と同様
著作権者なり出版社なりへ要求してくる手数料をベラボウなものとされると
それだけで市場そのものへイヤケがさすので
(私個人が、というだけでなく、出版業界全体も、きっと)
あんまり一社独占にはなってほしくない、ですね。