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10歳児の居る風景におけるサンタクロース諸問題

そろそろコナマイキ域に到達済な、
10歳という年代の子どもたちは
サンタクロースについて
どのように理解しているのか。

我が家の児童と、その同級生を参照するに

完全否定……1桁%
残90数%……「まあまあ、親が居るって言ってんだから
そういうことにしとけばいいじゃんプレゼントもらえるわけだし」

東京都内といいつつ
ずいぶん牧歌的な学区にしてコノザマですから
もっと世知辛い都心エリアにおいては
完全否定派の比率が高まるのでしょうか。


思えば我が家の児童も
いまや半信半疑を越え
2信8疑ぐらいなステイタスで

2年前までなら
12月のこの時期は
「サンタさんになあ、報告せざるをえないなあ」
というフレーズが
種々のモチベーションに直結したものですが
もうね、さすがに通用しづらいですね。

今、児童の態度に垣間見えるのは
理由不問でプレゼントをもらえる、という
超常現象に対する信仰
   というより
既得権益であるプレゼント入手のため
守るべきルールとしてある
「サンタさん居るよねー」合意
   というような

サンタさんを信じてるなんて
まだまだ子どもなんだなあ幻想
を成就させてやろうという親孝行ごころ。
なのかもしれません。
……イケスカナイな!


なお、この時代の10歳児のことですから
我が家ではNORADのサイトなども公開したうえで
以下のような説明をしています。

・サンタクロースとは個人を指す名詞ではなく
・シンジゲートの名称であり
・彼らの活動には当然、広告営業のような
 収益源が不可欠である
・即ちプレゼントを配る子どもたちの数は
 少ないほうが好都合
・まず「サンタさんを信じない」子どもに贈り物はしない、
 これは当然のこと
・「この子にはプレゼントをあげなくてもいい」という
 情報収集能力は侮れないのである
・なお、希望するプレゼントを明言するのは
 子どもの自由だが
 そのとおりのものが届けられるかどうかについて
 親である我々は関知しないので
・クレームはサンタクロースに言うように。


ところで
今年、10歳児が希望している某製品の
色:ブラック
が、既に製造中止だかで
入手できそうにないんですよね。
色:ピンク
なら流通しているんですが。

迫りくる納品期日!
弱るサンタクロース代行業者(=俺!

「黒は手に入らないからピンクでどうだろう、って
 サンタさんが言ってるそうですよ」
と10歳児に伝えるうまい方法はないですか。