編集者が編集するのは本だけじゃない! ○○もだ!

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オリンピックは閉会式も見なかったけどタイムトラベラー気分を味わった件


佐藤正午の「Y」とかケン・グリムウッドの「リプレイ」とか、好きです。
JIN-仁-」とか「ターミネーター」みたいなのは、あんまり。

というこの好みのラインがどこで分かれるかというと
タイムトラベラーな方々が
過去なり未来なりで、あんまり好き放題しちゃうと
ちょ、ちょっと。と思ってしまうみたいで
さすが俺、奥ゆかしーっすね。 ←

※クレしんの「嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」は
 がんがん歴史に参加してるけど好きなのは例外ってことでひとつ。


朝、起きたらオリンピックの閉会式が真っ最中で
ふーん。とツイッター見ていたら
某氏が「なんだ、もうセットリスト発表されてるのか」
とポストされるなどしまして
当然、見に行っちゃうじゃないですか。


一方で、リアルタイムでテレビを見ながら
盛り上がってツイートしている人たち多数。
「キタ!」
「おおおお!」


ありゃ。
この、セットリストを見ちゃったことによる既視感は……
“自分が知っている歴史”が展開される様子を固唾をのんで見守っている、
自分が好きなタイプのタイムトラベラーたちに似てるね?


というわけで
「これから何が起きるかを知ったうえで」
「そうとは知らない皆の衆を見守る」視線というものは
のび太を見るときのセワシ君のような感じになる。
ということをひとつ学習いたしました。


あと、この世界ではやっぱり歌われませんでしたけど
オリンピックの閉会式というような場で
世界が歌う「べき」曲としては
(What's So Funny Bout) Peace, Love & Understanding
だって!
異論は……まあ認めてもいいけど。