インド映画「きっと、うまくいく」世界中で大絶賛、は本当か。
ボリウッド入門作品として絶好、と世評高い
「きっと、うまくいく」
世界が絶賛、という配給会社のPR文を
ホントにぃ? と疑ってIMDb経由で
各国での評判を見に行ってたのはぼくです。
結論を先に申し上げれば
重層的なテーマをエンターテイメントとして仕上げた監督の手腕と
オーバーアクトでありつつ説得力あり、
という不思議な両立を成し遂げた主演俳優のことは
誰もが認めていまして
じゃあ、そういう要素「以外」に
言われていることはないのか、と
拾ってきたのが以下であります。
すばらしい作品だが最初のパートがイマイチなのとなにしろ長すぎるのがキズかなあ
唯一の欠点は悲劇と喜劇の転換点が唐突に過ぎるところ・ぐらい
主人公を完璧な天使のように描いたせいで、ほかの登場人物がおマヌケというか、一面的な描写になってしまっているのが残念。あと、アーミル・カーンが実年齢半分の大学生を演じる、というのは若干パターン化してきてるんだよねえ。
ボリウッド作品におけるミュージカル・シーンとは現実世界からの逃避、すなわち、フィクションに没入してね。という意味でしかないのがふつうだが、この作品で、たとえば主題歌ともいうべき「Aal Izz Well」が歌われるシーンを見てみよう。物語の舞台である大学構内で、学生たちは楽しげに歌って踊り-そして、直後の悲劇的なシーンへと、実にスムーズに話は動いていく。人生を楽しもう、という作品の主張と、そうはいっても困難な現実、というふたつの価値感が背中あわせであることを象徴するかのように、だ。
All Izz Well [Full HD Song] 3 Idiots - YouTube
たとえば最後に挙げたサイトなんかは
Google翻訳を使って
チェコ語から英語にした内容の抜粋なのですが
(=逐語訳に非ず、って予防線だな。と察してくれたまえよ!)
だいたいにおいて
ほんやくコンニャクは出来てるんだなー。
さすが21世紀。
と(いまさらですが)思いました。