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編集者が編集するのは本だけじゃない! ○○もだ!

ウェブも電子書籍もDVDもCDも編集しちゃうよでもいちばん仕事多いのはけっきょく紙

某市立図書館某社運営スタンスが浮き彫りにしちゃいそうな「本って買って読むものなの?」という問いについて

出版(売るほう) 出版(買うほう)

私には、BOOKOFF並みに
ウォッチするだけでも本を読んでるのと同じぐらい面白い

某市立図書館×某社コラボ案件

武雄市図書館に行ってきた。複本は二冊まで? - 29Lib 分館

なので、上記ブログエントリを拝見して
コーフンしちゃった(うふ)のも
当然ではありますが、ちょっと落ち着くために
まず、私の認識を整理する時間をください。

某市立図書館の問題は複数あって
代表的なのが以下の3点。

1.指定管理者の決定プロセスに納得感が無い
2.そもそも某市行政トップの御方には
 public servantの意識が欠落している
3.犬が犬好きな人かどうかを瞬時に見分ける嗅覚を持つのと同じで
 本が好きな俺たちの目はごまかせない
 指定管理者某社、おまえ別に
 本が好きなわけじゃないだろ感

と箇条書きにしているだけでも
心が若干あらぶる次第ですので
某市を批判したい気分
某市立図書館の指定管理業者たる某企業を批判したい気分
このふたつを混ぜると、話はややこしくなります。
某私企業の話に的を絞って考えたい。
彼らがその営利事業の一環として
某市以外の自治体に営業をかけていくこと自体は
「うちの商店街も××銀座って名前にしたらどうだ」
「うちの町にもゆるキャラを作ったらどうだ」
「うちの図書館もあそこに委託してかふぇを併設しよう」
云々な、顧客のメンタリティーこそがアレなわけで

だから

「ツタヤ」図書館、神奈川・海老名にも 全国2例目:朝日新聞デジタル

というような事例は、むしろ
某市長のような夾雑物が無いだけ
純粋に、某企業の手腕が問われる物件になるだろうから
注目したい、というスタンスで見守っているわけです。

さて、某企業が
図書館と称したカフェ併設の本屋さんにおいて
新装開店時に
話題図書を平積みして陳列しました

(テロップ)4ヵ月後

冒頭で紹介したブログのエントリから類推するに
適正とは言い難い冊数の複本購入は
あくまでも開店資金から出ていた
「インテリアとしてのベストセラー」だった。
現在は、複本を購入しない方向に舵を切っている。
それって……それって!


……だと思ったんですよ。
コーフンして日本語ヘンになってますけど。

この方向性もまた、
指定管理者としてのキャリア浅い企業ならではの
試行錯誤なのかもしれず
つまり一過性の状態なのかもしれませんが

・読みたいベストセラーが図書館エリアにない
・本屋エリアでは売ってる

即ち、図書館なら「タダで読める」のに
本を「買う」の、私?

という逡巡を、利用者の心中に生じさせる可能性を思うと
すてきやん。
としか言いようがないんですよ。

もちろんね

いろいろな論点は残るので
一概に面白がってていいのか、という話もありますけど。
やー興味深い。