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つい「法務大臣」「競馬」で検索してしまう日メモ

「汚濁」ってのもまあ、極論なんですけど。
でもさー。

ひとの見る目はコントロールできないわけですから

せめて自戒のためにツイートしておこう、と思って
それをまたすげー久しぶりにブログに置いてみたのであります。

小川法相「馬主を続けたい」

参院予算委で汗を拭う小川法相(共同)
 国会内で、所有する競走馬の調教状態を携帯サイトでチェックして批判された小川敏夫法相(63)が12日の参院予算委員会で「馬主を続けたい」と主張した。自民党の世耕弘成議員は、国務大臣らの倫理基準と職務について定めた「大臣規範」に触れると指摘したが、法相は「事業ではなく、あくまで趣味。続けさせてほしい」と拒否した。法相は25年で計68頭を所有。獲得賞金額は7億円を超えるというが、「走らない時は走らない」と言い、謝罪の弁はなかった。

 予算審議の場で、小川法相が「馬主の論理」をとうとうと述べた。世耕氏に「馬主はやめるべきだ」「大臣在任の間は少なくとも、出走をやめたらどうか」と指摘されたが、「あくまでも趣味」と5度繰り返し、「人それぞれ趣味がある。続けさせていただきたい」と突っぱねた。

 小川法相 馬を持つなと言われても…馬はどうするんでしょう。生きものですし、不用意に手放すと困る。性質上、いきなり(出走を)やめたり始めたりというのは、向かない。指摘は受け止めるが、今後も馬主は続けさせていただく。

 小川法相は先月29日の党首討論直前、委員会室で携帯電話を使い、所有するフクノツールの調教状態をチェックしていた。これが報道で明らかになり、批判の対象になったが、この日は「(委員会室に)15分前に着いたら、早すぎた。ちょうど調教の日で、どういう状況かなとネットで確認していました」と釈明。「国会内で(競馬)情報に接したのは注意するが、携帯は委員会中でなければ禁止されていない。気がゆるんでいるということだと思うが、15分前に着席したことを評価してほしい」と持論を展開した。

 その上で世耕氏から、獲得賞金額がいくらか問われると「それこそ、今(携帯で)サイトをみれば分かるが」と切り返し、失笑を買った。世耕氏によると、通算獲得賞金額は7億3786万円にのぼるという。収入額が年によって約2000万円の開きがある理由を問われると、法相は「変動幅の大きさは競走馬に関すること」と答弁。世耕氏には「それだけ収入が上下すれば、そりゃ、気になって携帯でチェックしたくなりますよね」と皮肉られた。

 それでも「私の政治的地位が理由で馬の成績に影響が出るなら考えるが、地位とは無関係。期待に反し、走らない時は走らない」と主張。2人のやりとりを、ほかの議員や閣僚は、あきれた顔で見つめ続けた。【中山知子】

 ◆個人馬主条件

 中央競馬で個人馬主になるには(1)2年連続で年収1800万円以上(2)資産9000万円以上を満たすことが条件になる。馬の値段は低くて数百万から1000万円台、高い馬では競り市で1億円を超す値段がつくこともある。

 所有馬がレースで8着以内に入れば賞金の80%が手に入るが、入厩しても未勝利で終わる馬は少なくない。中央競馬の場合、厩舎に馬を預ける際の預託料が月に60万〜80万円、その他治療代など経費の負担もかさむ。社会的ステータスは得られるが、ほとんどが赤字で、多額の利益を得るのはごく一部のため、個人馬主は減少している。

 小川敏夫法相は中央競馬でこれまで68頭の馬を所有。現在は2頭の3歳馬だけで、いずれも地方の門別競馬で1勝ずつ挙げている。かつては93年日経賞2着のイタリアンカラーが1億3000万円以上の本賞金を稼いだが、名を残した馬はこの1頭だけでトータルでは赤字と推測される。

 ◆大臣規範 国務大臣、副大臣、大臣政務官の倫理基準と職務について定めたもの。01年に閣議決定。営利企業の役職員との兼職を禁じ、有価証券や不動産取引などの自粛を求めている。

 [2012年3月13日8時38分 nikkan sports]