編集者が編集するのは本だけじゃない! ○○もだ!

ウェブも電子書籍もDVDもCDも編集しちゃうよでもいちばん仕事多いのはけっきょく紙

女子大生が大仏次郎という固有名詞を語っているだけで胸熱

30年前に非売品として少部数製作された
Album Jiro Osaragi
って写真集を持っている程度()には
筋金入りの大仏次郎ファンの私が




ってツイートしたのは事実ですけど
感謝の念を抱いているのは本当です。

ま、とはいうものの
大仏次郎ファンにとって非常に意義の高いこのプロジェクトが
いまひとつ浸透しない最大の理由は
・筋書きありきで「大佛スピリット」とか「次郎学」とか言ってる
・その薄っぺらさがバレないと思っている薄っぺらさ
にあるからではないか

大仏次郎が生涯を通じて書いてきたことって

そういうオトナの都合以上にたいせつなことがあるとしたら
それは
キミが本音の部分で感じる思いだよ
借り物のことばじゃ
人を動かすどころか
自分だって動かせないよ
それは自分だって分かってることだよね?

的なことで
「大佛スピリット」
が本当にあるんだとしたら
(11歳で「角兵衛獅子」に感動して
30数年経過している私が言うんだから
これは婉曲表現なんですけど)

まず、自分が思ってもいないことばの虚飾を剥がすのが
大仏次郎に対する礼儀の第一歩ではないか。
そう思いました。

繰り返しますが
明日をも知れぬ大仏次郎記念館の活性化
なんて
ほぼ意味の分からないであろう企画に
関わろうと思う、物好きな若者のことは
応援せざるをえません。

……さらに関係ないけど
アマゾンで大仏次郎で検索してたら
こんなケシカラン物件を発見しました。
何これ。

どーゆーことなん。