編集者が編集するのは本だけじゃない! ○○もだ!

ウェブも電子書籍もDVDもCDも編集しちゃうよでもいちばん仕事多いのはけっきょく紙

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「火垂るの墓」をハリウッド風に改変する

「火垂るの墓」がUK映画製作会社に輸出 という報道を見て んー、そりゃね、クライマックスが 本土空襲な作品はUSには向かないわ。 と思った私でしたが そこをなんとか! ハリウッド風に原作××プしたら どうなるんなら! と思っていたのでした(=ヒマなの? 疑…

本の帯■いわゆる「北上次郎的な惹句」問題

いわゆる、と言いつつ 世の中で私だけが問題にしている感が ぬぐえませんが まず「北上次郎的」とは何なのか。 実例を見ていただくのが近道かと。 ゴミにしか見えない件(北上次郎ブランド帯を探してるん) twitter.com/unpocketable/s…— unpocketableさん (@u…

意外に正しいはずのみんなの意見につきまして。

マルちゃん正麺なる袋麺の噂は 当然、耳にしていて売上数の上方修正だの 革新的な製法だの 景気のよさそうな単語とセットなのは まずはめでたい。 と思うぐらいにはニュートラルな私でしたが 実際に食べてみたら んー。 どう贔屓目に評価してもフツー。本当…

US老舗電子書籍サイトの閉店がらがら報に思う

B&N shuts down the pioneering Fictionwise digital bookstoresという記事を見かけたので メモ代わりのエントリです。・老舗電子書籍サイト、Fictionwiseが 2012年12月4日にサービス終了 ・バーンズ&ノーブルに買収された時点で なんとなくこうなるってみ…

器の小さな話をしよう

■光景その1 駅で電車を待つ間に ベンチに腰かけていると ドン、と隣に座られてね 「なぜもう少し静かに座れないのか」 とその瞬間 早速思うわけですけど それ以上の問題は 「なぜおまえは自分のカバンを 膝の上に乗せず 俺とおまえの間に置くのか」 という…

いかなる場所でも開くことのできる、ある種の表紙によって保護され、背と称する一端で固められた、多数の紙葉に書かれ(印刷され)たもの

都内で先日 「いかなる場所でも開くことのできる、 ある種の表紙によって保護され、 背と称する一端で固められた、 多数の紙葉に書かれ (印刷され)たものフェア」 というミニコーナーを (カレンダーの裏で) こっそり展開している書店を 目にしました。200…

原作に心酔していた作品の映像化、で思い出すこと

小説の映像化って とくに和モノの場合 基礎となる演技が痒いので いっそ実写でないほうがいいです派なんですが それは必ずしも演者だけが 責任を負うべきものでもなく なんでああもセリフまわしが 「芝居がかっちゃうかねえ」とかさ。 映像化されることで 原…

図書館戦争って図書館で本を借りるなんて許せん派と複本の自由を我々は守り抜く派が戦争するっていう話ですよね? 真ん中で児玉清がジャッジするんですよね?(=図書館ネタを考えてたら混線した

図書館で本を借りること。 っていう命題は 時間を消費させるという意味で とくに出版界に生存する人間には 考え甲斐があるものですがちょうど 実写キャスティングが発表になったとかで 「図書館戦争」の字面を目にしたり 愛読している WEB本の雑誌 帰ってき…

カトケンって呼称で思い出すのは高校の生活指導の先生なんですが

法定速度40kmっていう一般道を 60kmで走ってたら 「はい速度超過20km、 罰金1まん2せんえんね」 って言われたとしましょうよ。えっ。・まさかあなたは 40km制限で60km出したことないんですか ・ほかのひとではなく何故 ぼくだけ捕まえるんですか (「ほか…

本屋大賞連ドラ化決定(全12話)!■の文字で妄想する物語(第9話~第12話)

連ドラ本屋大賞■第9話「そしてみんなタイヘンだった」

本屋大賞連ドラ化決定(全12話)!■の文字で妄想する物語(第5話~第8話)

連ドラ本屋大賞■第5話「名古屋最強伝説」

本屋大賞連ドラ化決定(全12話)!■の文字で妄想する物語(第1話~第4話)

本屋大賞が ついに10回という節目を迎えるのを 記念いたしましてWEB本の雑誌の 名物連載「帰ってきた炎の営業日誌」を 並べて遊んでみたん。ここ数年 ・受賞作品は必ず売れる ・映像化もされて話題になる 云々 まさかの“権威”っぽい感じになって 初期からの…

とあるコンビニ店長のブログの復活をお祝いする

「戻ってまいりました-24時間残念営業」 を紹介する ツイートが流れてきたのでおお。と思った私でしたがさらにいえば 今は亡きブログについて 追悼文も書いたことがある 「詠み人(行方)知れず」 私ですがべ、べつに そんなに好きってわけぢゃ ないんだからね…