編集者が編集するのは本だけじゃない! ○○もだ!

ウェブも電子書籍もDVDもCDも編集しちゃうよでもいちばん仕事多いのはけっきょく紙

出版(電子書籍)

俺的「どーなる出版界・2014」

出版の明日は! みたいな話が好きな人、って一定数いるものですが かくいう私も大好きで大好きでもー。 今年は書店の店頭で「本屋さんの本」が目立った一年でした。いま私の手元にあるだけでも、以下の本をあげることができます「本屋さん」の逆襲?――2013年…

くら寿司×手塚プロ「KURA」第1話に和登さんを詐称する女優が出演している件

手塚治虫マンガ・電子図書館サービス というワードで検索すると ほぼ間違いなく凸版印刷、手塚治虫のマンガも読める電子図書館サービスという、群馬県邑楽郡明和町立図書館での事業が 上位表示されるのですが (株)アルファシステムズというところが 法人向…

「新刊は紙と電子書籍同時刊行がデフォルトに」という某紙の細部に釣られた俺の負けだった

「新刊本を原則電子書籍に 角川や学研など 価格は紙の6~8割」 というトピックが日経に載ってる っていうんで見に行きましたら 出版大手のKADOKAWAや学研ホールディングス(HD)が新刊本を原則すべて電子書籍にする。著者の承諾を得て、紙の出版物の6~8割の価…

「出版デジタル機構がモンスターになる日」が来るとしても

出版デジタル機構がモンスターになる日話題の前提にはいろいろな要素が絡まっていますが たとえば ・西田宗千佳のRandom Analysis「出版デジタル機構」は日本の電子書籍を救うのか<下> 「水平分業」「ビジネス永続」の理想と現実 ・三美印刷メールニュース…

US老舗電子書籍サイトの閉店がらがら報に思う

B&N shuts down the pioneering Fictionwise digital bookstoresという記事を見かけたので メモ代わりのエントリです。・老舗電子書籍サイト、Fictionwiseが 2012年12月4日にサービス終了 ・バーンズ&ノーブルに買収された時点で なんとなくこうなるってみ…

いかなる場所でも開くことのできる、ある種の表紙によって保護され、背と称する一端で固められた、多数の紙葉に書かれ(印刷され)たもの

都内で先日 「いかなる場所でも開くことのできる、 ある種の表紙によって保護され、 背と称する一端で固められた、 多数の紙葉に書かれ (印刷され)たものフェア」 というミニコーナーを (カレンダーの裏で) こっそり展開している書店を 目にしました。200…

KDP祭りが楽しそうじゃまいか

Kindle Direct Publishingで 画期的だったことって ふたつあると思っていてこれまで作品の売上っていうのは 出版社のみが把握できる情報 とされていたのがついでにKDPの売上管理画面(DL数あるのに売上0なのはふははこれが無料キャンペーンってことだ←涙目←…

出版における“敵”という概念について

キンドル日本上陸祭りで なんだか気ぜわしいですが そんななか、fladdictさん(敬称略さず)←なぜだw が自称釣エントリ 「どんなに頑張っても、出版社は電子書籍の価格を防衛できない」 を上げておられて 面白く拝読しましたんで、感想の走り書き。・本論=エ…

電子書籍戦線に動きあり

今朝、Kindle Direct Publishing(以下KDP)で コンテンツをパブリッシュしている 私のアカウントに対して アマゾンUSからメールが届きまして。っていうような話が あまり巷に出回っていない気がするのは なんですか、この件confidentialなんですかね? でもメ…

緊急電子化すべきコンテンツってこういうもんじゃなかろうか

今朝知ったんですが 廃校から昭和の児童書 500冊発見 http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000001210100002 40年以上前に廃校になった旧美方町立小南小学校熱田分校(香美町小代区)の校舎跡から、昭和30年代の学習雑誌や絵本などが大量に見つか…

Kobo Writing Lifeのトリッキーなログインステイタスから楽天様がぼくたちに望んでおられる挙動を推測する

書籍の編集は仕事の場合が圧倒的に多いわけですが 仕事でない場合もそこそこあって いまのところ、Kobo Writing Lifeには後者として接している私です。 ぼくとKoboっちのお付き合い歴はだいたいこんな↓ 登録 2011/7/10 楽天の買収 2011/11/9 問い合わせメー…

「収縮する旧来型出版ビジネスを乗り越えるために」

ひとさまのエントリー http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=173280&log=20091027 経由で覗いてみたらけっこう面白かったよ。 A coming new obsession: how to handle a smaller print-book business 旧来型出版から電子出版への変化はもはや確定事項だ…

夜明けはそう遠くない。と思いたい

本と出版の未来を考えるためのメディア、 を標榜する「マガジン航」が10/20に一般公開されてからというもの 興味深い分野だけに、熱心に読んでいるのですが たとえばこんなエントリー。 あなたが何を書こうと、ワンクリックするだけで、ウェブには常に、もっ…