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編集者が編集するのは本だけじゃない! ○○もだ!

ウェブも電子書籍もDVDもCDも編集しちゃうよでもいちばん仕事多いのはけっきょく紙

いしいひさいちムックの読後感がなんともいえない

読書

河出書房新社の「文藝別冊」シリーズに
いしいひさいちが登場、というので
絶対アタリだろこれ。と安心して発売日を待っていたら
前日から購入を報告するひとびとのツイートが。
思わず

文藝別冊いしいひさいち、一応明日が発売日ってことになってるんだからいいもん、明日買うもん。と(トのお店覗いたけど無かったんです!)既に手に入れたひとのツイート見ながら歯ギシリしているアカウントがこちらになります。


スネてみたら、ほかならぬいしいひさいち奥様から
リプライいただく展開になって
結果、得した感。

内容はというと
現役漫画家たちのトリビュート作品がいずれも
やっつけとは程遠いガチなクオリティーで
(サイバラ「私もパクってんだよ誰か気付けよ」w)
待望の著作一覧も巻末にちゃんとあって
いやー、非の打ちどころがない。


巻頭「でっちあげインタビュー」は
いしいひさいち本人がQ&A形式で語る体裁で
作品内では口にしないようなことを
ところどころで漏らしているという
たいへん貴重なものでしたが

あらためて、大病を経た作者が
「辞表のようなもの」として
連載を朝日新聞1本に絞っている、
もう増やすことはない、と言明していたのが
いちばんの衝撃でした。


ののちゃん内で
壁新聞という(かなり強引なw)フォーマットを使って
ときどきでも、平次親分や地底人が登場しているわけで
作品のバリエーションが平坦になってしまうのが寂しい、
っていう意味ではまったくなく

いろいろな媒体で、いろいろな作品群を
奇跡のように量産し続けてきたのが
いしいひさいちである、という
20年来あたりまえ視してきた事態が
実はね、ここだけの話だけどね。
異常だったの。
って諭されても
不得要領に目を伏せるしかないでしょう!(←逆ギレ


まあね、天才が作品を産み出すペースは
究極には自分でもコントロールできないものじゃないか、
とか思うと
連載1本でいくと言いつつ
これからもいろんな驚きを与えてもらえるんだろう、と
うっすらした期待は抱き続けたいところなんですが。


あと「迎」の字を1画多く書いちゃう癖は誰か教えてあげたほうが