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編集者が編集するのは本だけじゃない! ○○もだ!

ウェブも電子書籍もDVDもCDも編集しちゃうよでもいちばん仕事多いのはけっきょく紙

「おおかみこどもの雨と雪」に関するトンとチンとカンの感想

映画


トン「見たねえ」
チン「そうねえ」
カン「よかったねえ」
トン「嘘つけ」
チン「いや、嘘ではないね」
カン「でも本当でもない」
トン&チン「おまえが言うたんやないか!」

トン「正直、ピンときませんでした」
チン「へー」
カン「そーなんだ、へー」
トン「こんなに早く裏切られるものなの……」
チン「世間様では○=7、×=2、その他=1、って感じですか」
カン「×ではないけど○ではない1の立場からコメントしておこうと」
トン「もちろん面白いか面白くないかでいうと面白かったんですよ?」
チン「そういう言い方は面白いときにはしないもんだが」
カン「細田監督に思い入れないクラスタがフラットに見るとどうなったか」


チン「結論は?」
カン「結論はよ」
トン「子どもを持つ親の視線から、作品を通していちばん心に残るのは
   “子どもと幸福をシェアできる時間って短いよねえ”ってことなんですけど」
チン「親と子の関係を描いた作品、でありつつ
   コミュニティとの距離感を描いた作品でもあったけど
   そこはあんまり響かなかった、と?」
カン「いろんな要素のどこが自分には効いたか、が多様化すればするほど
   作品として重層的な証拠なわけだから
   見たひとの数だけ感想があるのはいいことですよ、って
   順番とはいえずいぶん凡庸なセリフが回ってきましたよおい」


トン「でもさー“子どもと幸福をシェアできる時間って短いよねえ”って
   このいまさら言われなくても感」
チン「子持ちの親として見たのがいけなかったんじゃないですか」
カン「あるいは子どもがとっくに独立した老人として見ればよかったんじゃ」
トン「数学の天才少年だった過去なんかないけど『サマーウォーズ』が楽しめたのは
   熱血とか先輩萌えとかコミュニケーション願望とか
   そんな要素がちょっとでも自分の中にあるからでしょ、って考えると
   子持ちな俺は本来もっと作品に接近して見ることができたはずじゃまいか」
チン「なんですか批判ですか」
カン「批判ですね」
トン「いや、まあ、だから10年後ぐらいに、あああのころはうちの子も。
   って要領で見たら違う感慨が生まれるかも、とは思った」
チン「9歳児の感想は無いのん」
カン「見たいって言ってたじゃん」
トン「子どもに向いて作られた作品だとはどうしても思えないんですががが」
チン「ああ、××が△△なシーンとか」
カン「小さいお子さんを連れて劇場に来てたひととかいましたけど
   わりとご愁傷様な感じでしたね」


トン「期待が大きすぎたって意味では『ハウル』っぽかったってことでFA」
チン「おお、トン&チン&カンにふさわしいの出た」
カン「セリフ1個ズレてるよ。それ、〆コメ」