編集者が編集するのは本だけじゃない! ○○もだ!

ウェブも電子書籍もDVDもCDも編集しちゃうよでもいちばん仕事多いのはけっきょく紙

iPadが届いたら4番目ぐらいにしてみたいこと。


いよいよ今週末に日本でも発売が開始されるiPad
仕事絡みで先行して触ることができて
根拠のない優越感を電車の中とか飲食店だとかで味わってきた日々も
もうすぐ終るわけですが
まずUIに感動して
電子書籍を含むフリーなソフトを堪能して
Dropbox経由でPDF送ってみたり
そんなこんなの後ぐらいに
私が電子書籍クラスタ(?)として
最も感動した件。
についてのメモを公開しておこうかと思います。

メモというのは謙遜でもなんでもなく
−下記ご覧になればおわかりのとおり−
先達のウェブサイトを見ながらいろいろと学習させていただいた、
そのまとめに過ぎません。
この場をもって各位への御礼に代えさせていただきたく。ありがとうございました!
(と同時に無断リンクのお詫びもすべきでしょうか、ごめんなさい!)

■1.iTunesの無料USアカウントを作っておく
http://shopdd.blog51.fc2.com/blog-entry-788.html
1-1.iTunesを起動して一番下にある「国を変更する」をクリック
1-2.United Statesを選択
1-3.AppStoreタブ
1-4.Free-Appsから任意のアプリ詳細画面を表示させる
1-5.価格画面の「Free App」をクリックすると「新規アカウントの作成」画面に
1-6.「continue」ボタンで表示される先にクレジットカードnoneの選択肢が出てくる
1-7.アメリカ国内の住所と電話番号の入力が必要ですよ

■2.iBooksをダウンロードする
これはAppStoreから簡単にできるので心配無用

■3.Instapaper経由で自前ePubファイルを作る
http://kaitaway.blogspot.com/2010/05/instapaperibooks.html
3-1.ブックマークレットにInstapaperの「Read Later」を入れておく
3-2.保存したいウェブページに来るたび「Read Later」をクリック
3-3.Instapaperページに溜まっているファイルを「ePub」で保存
3-4.ローカルディレクトリにePubファイルをダウンロード

■4.自分のブログをePubに書き出してSigilエディタで要らない改行削除など編集する
http://www.moongift.jp/2009/08/sigil/
4-1.Sigilをインストール
4-2.工程3.でダウンロードしたePubファイルを開いてWYSIWYGで編集

■5.iBooks用のアルバムアートワークを作成
100x140サイズでjpg保存がよろしいかと

■6.USBポートでiTunesを同期させてiBooksに自前ファイルを並べる
6-1.iTunesのライブラリ下「ブック」を表示させる
6-2.画面へePubファイルをドラッグ&ドロップ
6-3.デフォルトアイコンなePubにアートワークを投下
http://abcipod.s206.xrea.com/support/howto12.html#i02_01
6-4.iTunesを同期させれば自前ePubがiBooksの棚に!

以上。
Wi-fiモデルを使っていると
ネットワーク接続不能な局面に多々遭遇するわけですが
そんなときでも、自前で電子書籍ファイルを作っておけばあんしんだよ!

なお、上記工程のうち
2と6以外はiPad到着前でも作業可能ではありますが
やっぱり手元に来て、十分iPadを使ったぞ。と思えるころあいに
お試しされるのがよろしいかと。

※追記
そんなこんなのうちに、iBooks日本版登場のお知らせ……。
1と2が要らなくなりました。とほほ。